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デジタル簡易無線の導入、しかし、、、&新メンバー加入 山口県 船 舶修理 船舶工務

こんにちは、代表の大西です。

この度、重い腰をあげて、ようやくデジ簡無線の導入に至りました。現在、開局申請
をしており、年明けから運用可能となります。

作業に直接必要な工具類への設備投資は、たとえコストがかかろうとも、必要と思え
ば即断即決が売りの私ですが、こういう間接的な、しかも「スマホのほうが便利や
し、、、」といった、微妙な線引きの機材購入は、たとえ額が安くとも、慎重になっ
てしまう、少し変な人に育ってしまいました。

今回導入したのは5Wタイプを3台ほど。船となるとたとえ通信距離が短くとも、鉄
に囲まれた空間では、特定小電力無線ではほぼ使えないことはご承知のとおり。ま
た、青空のもとでは隣の校区のコンビニからでも通信可能。わが社において、本社と
事務所の距離は直線にしてわずか150mほどですので、本社と事務所の連絡は、今後、
無線機になるかもしれません。(いや、行き来するのワシだけやぞorz)

と、そんなことを言いたくてここに至るわけではありません。この申請を行うにあた
り電子申請をしようとしたわけですが、、、まあ分かりにくいこと。国や行政のシス
テムとは、いったいなぜ?というような遠回りシステムになっています。

我々民間会社は、クライアント様へいかに手間をかけず、解りやすく、簡潔にビジネ
スを進めるかということに重点をおいている現代、e-taxをはじめとしてマイナポー
タルですらも、到底万人ウケしないシステムになっています。

謳い文句は決まって「便利で簡単な電子申請!」とあり、だいたい手数料が安くなっ
ていますが、不便で複雑であることは一国民として否めませんし、電子にしても2割
引き程度の手数料差額に唖然。

結局、消費者に苦労を強いておきながら、受け取る側は楽をする、そういうシステム
なんじゃないか?と思ってしまいます。

電子申請に挑戦したのですが、これは紙で書いた方が早いと思い、「申請書」と「返
信用封筒」を送るという、令和と思えない方法の方が、楽であったのは事実です。

もっと画期的で便利なサービス展開ができる時代だと思うのですが、委託する側とさ
れる側に「大人の事情」でもあるんですかね。

そんなこんなで、弊社はそうならないよう、クライアント様第一のサービス提供に、
今後も注力していきます。

さて、この度新たに中途採用を行いまして、これまでさみしく1人で運営しておりま
した弊社も気づいたら3名になっていました。弊社社員は、いずれも在留フィリピン
人であり、彼らに高い知識と技術を習得してもらうべく、仕事内容を問わず今も出張
中です。

また、弊社では教育の一環として、「PDCAの徹底」「レポート作成・出力」「メール
送付」「スケジュール表の出力」等の事務方作業についても、全社員ができるよう教
育体制を敷いています。我々の業種で、全社員がこれを行える会社は多くないと思い
ますが、いずれは現場のトップエンジニアとして世界中を飛び回れるよう、教育を続
けてまいります。

※そうなったら、私の出番はなくなるかもしれません、、、w

現在弊社では、当期期末(6月)にかけて、多数の受注をいただいております。メン
バーも増えまして代表としては(ありがたくも)めまぐるしい毎日を送っております
が、さらに小回りの利く機創技研工業にご期待いただけますと幸甚です。

弊社のイベント事業とは 山口県 船舶修理 工務管理

こんにちは、代表の大西です。

このところ、更新が滞っていたことをお詫び申し上げます。

この時期になると、イベント事業のほうもいろいろとお声がけいただき、先週末はホールでのジャズコンサートにて、その業務に携わっておりました。

今回の仕事は、朝セットアップ、リハーサル、午後に本番、夜撤収というハードなものではありますが、もうなんだかんだ17年くらいやってますと完全に慣れます。

よく聞かれるのが、私がそこで何の仕事をしているのか?と言うことですが、答えとしては、いろいろやります。

せっかくなので、こちらの事業の、現場での1日をざっくりと書いてみることにします。

事前に…
使用する音響ミキサーに、当日の情報をインプットし、セットアップ後即音が出せるように準備します。このところ忙しく、今回は当日朝4時からやってしまいました…

①機材の搬入 9:00
運搬車から機材を下ろし、ホールへ搬入。

②セットアップ 9:15
スピーカーやその他機材を、あらかじめ作成された図面の通りに配置していきます。この時、最大限時間の短縮できるよう搬入時から意識しています。まず、ここでアマチュア業者と大きく差が出てきます。

③電源確保 9:30
電源の取り方は現場によって異なりますが、今回は3相4線200V動力から、単相100Vを4口取り出す手法でした。このとき、3相電源ですので、各相でバランスをとる為、あらかじめ各機器の消費電力を把握しておかなければ、最悪の場合火災などの事故につながります。

④各機器の接続 9:40
各音響機器にケーブルを接続していきます。メインオペレーターの方が作成した図面の通りに、間違いのないよう慎重かつ最速で作業します。この時、ケーブルの取り回しひとつで、トラブル時の対応速度が異なりますので、プロ業者とそうでない人の差が出ます。

⑤音出し 10:00
いよいよ音出しです。今回は会場全体の音出しをするメインオペレーターとは別に、演者へ音を出すモニターオペレーターでしたので、私はステージの中にあるスピーカー8台を緻密に調整していきました。

⑥調整 10:10
スピーカーと会場の相性もあり、この調整は音作りにおいて最も重要な作業で、チューニングと呼ばれます。自分でいろんな声を出しながら、20Hz〜20kHzまで、31に分けられた周波数のレベルを調整します。今回はモニターでしたので、「良い音」よりも「聴きやすい音」に重点を置いて調整しましたね。このあたりは、楽器経験が活かせています。

11:00 昼食

⑦リハーサル 12:00
ここで演者さんが入られ、実際に演者さんそれぞれの要望を聴きながら、一人ひとりに合わせた調整をします。デジタルミキサーになって、この仕事がiPadでできるようになったのは、本当に革命だと思います。今回は世界で活躍するプロミュージシャンの方たちでしたが、アマチュアミュージシャンであっても、誠意は同じです。

⑧本番 15:00
今回はモニターオペレーターでしたので、ステージ袖のモニター用ミキサーの前で監視しながら、本番中の演者さんを見守ります。要望があれば、さりげなくステージに出ていくのもまた、慣れが必要な作業です。

⑨撤収 17:30
本番が終わると、撤収にかかります。全ての機材やケーブル類を元のケースに数量を確認しながら格納し、運搬車に積む準備をします。最速、確実、丁寧さが求められる重要な作業です。

帰社 19:00

今回はおおよそ、こんな感じでした。私は本当に良いクライアント様に恵まれ、今も腕を磨くためにいつも勉強しています。現場では常に時間に追われ、急げばミスが起こるため、通常動作を1分、1秒を縮めるためはどうすればよいか、日々模索しています。

いかがでしたか?
華やかな舞台の裏には、こういう仕事をやっている人がいます。こちらの職種も人手不足が顕著となっており、興味がある方は、ぜひお問合せいただければと、実は思っております。

おまけ
私も音楽は30年やっていますが、相変わらずジャズは苦手意識があります。今回は、世界的に活躍される方達ばかりでしたが、特にピアニストの方、もはや何やってるか理解不能でした。それでも、とにかく心地よいというのが、ジャズの魅力なんでしょうね。

ちょっと嬉しいこと 山口県 工務管理 船舶修繕

こんにちは、代表の大西です。

本日は、弊社のイベント事業でもあります、行政イベントのステージセットアップに行ってきました。弊社の機材が活躍するのは小規模ステージですが、クライアントである会社の保有するスピーカーは大型イベントまで対応可能なラインアレイスピーカー。これらのセットアップを毎度させていただけて光栄です。

さて、私は生粋のアイコス愛煙家でございます。この時代に褒められたものではありませんが、どうにもやめられず、今に至ります。

毎日買いに行くのも面倒なので基本的に2カートン買いをしておりますが、自宅近所のコンビニに行き、いつものオーダーをしました。

「82番、2カートンありますか??」

私の愛用している銘柄はあまり人気がないのか、どこのコンビニもカートンで存在していることすら珍しいのですが、今日は店長さんが、何食わぬ顔で2カートン準備してくれました。

そして支払い後に店長さんが一言。
「前回ご用意できなかったので、今回は準備しておきました。」

以前買ったのは、もう3週間くらい前のことなんですが。その時は確かに在庫がなくて、別の銘柄のカートンを買いました。

そして私はいつもそこでタバコを買っているわけではない。店長さんと顔馴染みなわけでもない。

にもかかわらず、この不人気商品を、場所もとるのにわざわざ2カートン開封せずに在庫していてくれた。そしてなにより、その時のことを覚えていらっしゃった。

コンビニの店長さんの、商売への心意気がヒシヒシと伝わってきた出来事でした。こうなれば、私は今後、まとめ買いをするときは、必ずそのコンビニに出向くでしょう。

そして何なら、タバコ以外でも優先的に利用したいと思えるお店だと感じました。

コンビニ経営は決して楽な仕事ではないと聞きます。自分の店でありながら、好きな商売が出来るわけではない。そんな中で、他店との差別化を図る方法はただひとつ、常連客を作ることなのかもしれません。

これは、あらゆる商売で言えることではありますが、軌道に乗ってしまえば、多少の客離れは仕方ないと思ってしまいがちなビジネス界において、客商売の極意を見た気がします。

中小企業は差別化を図らなければ生き残れない。この言葉を改めて胸に刻み、弊社も今一度、創業当初の心意気を思い出させてもらったひと時でした。

セミナー講演を経て 見えてきた課題 山口県 船舶修理 工務管理

こんにちは、代表の大西です。

先日、福岡で開催されました日本船舶管理者協会様主催のセミナーにおいて、30分
少々の講演をかたじけなくさせていただきました。

船舶の運航において、未来に向けたデジタル技術の革新はさることながら、整備士と
いうアナログ世界の問題点も同時進行で共有できたと実感をいたしました。

同じく講演をされました株式会社SIM-SHIP様の船舶自動化に向けた事業において、そ
の新たな取り組みには大変興味を持ち、この事業は今後益々の発展を遂げるのだろう
なと、私の持つ世界の狭さを同時に痛感した次第です。

弊社のこれからの事業について強く興味を持っていただいた方も多くいらっしゃいま
したことが、弊社にとって大変有意義な時間でございました。

このセミナー来場者はほぼ皆様が会社代表または役員方々で、講演の中で弊社の簡易
的な決算報告をお話しさせていただいたことから、経営上のご指導も多く頂戴するこ
とができ、恥を承知で公開した数字にも意味があったとうれしく思います。

弊社が掲げる「工務管理」という言葉について、今後業界で広く周知していきたいと
いう思いがより一層大きく相成りました。

今後、大変ニッチな需要に対してどのようにサービス供給していくか、単なる工務監
督代行にとどまらない、先を見据えた船舶の安全航行と費用削減効果、整備業者の減
少に対し船舶管理者側で行うべき対策など、大きな理想をさらに細分化、具現化して
いく所存でございます。

日々の修理、整備業務を下積みとして、経営基盤の盤石化を図りながら、お客様の問
題点をひとつひとつ解決していく「工務管理事業」についても、今後、ご期待くださ
いますようお願い申し上げます。

工具は仕事の肝である 山口県 船舶修理 工務

こんにちは、代表の大西です。

弊社の自社工具には、コアなものもたくさんあるのですが、もちろんベーシックな工具類も多数所有しております。

油圧ポンプにはじまり倍力レンチ、大型のラチェットからトルクレンチ、はたまた可搬式溶接機からガスボンベなどなど、このあたりが一斉に事務所に帰還してくると、山口宇部オフィスは、商談スペースを除き、もはや乗車率200%になります。が、おかげさまで常に出動しておりますので、最近は、長男がスチールラックの隙間に入って遊んでいることもちらほら。

我が社はまだ2歳ですので、たくさんの受注をいただいて、ありがたいことに利益が上がった折には、こういった工具への投資を惜しむことはありません。省力化はもちろんのこと、より確実に高品質を担保するためにも、これら工具類はたとえ目先の利益が出ていなくとも、長い目で見て導入します。

そして弊社は事業柄、日本の各地に同業の仲間がおり、今日もそのなかのとある整備業者の社長と、工具の相談で真昼間から長電話をしてしまった次第です。

思えば、建築の職人であった今はなき私の父も、毎晩のようにいろんな仲間の職人と長電話をしており、良い意味でも悪い意味でも、意思は継いでるなと、親子の縁を無駄に悟ってしまいました。

さて、今年度に導入する油圧のパワーツール系についてはここでお話ししても地味すぎるので割愛しますが、この度新たに、可搬式の20トンプレス台の製作に着手することになりました。製作といっても、ほぼ既製品で、それに少し手を入れて可搬式にするといった程度ですけどね。

弊社は工場をもたない業者でありますので、基本、オンサイト(現地)で全ての仕事を完結することを目指しています。これまでも、このプレスのためだけに、仲間のとこの工場を間借りする…なんて場面があったり、仕方がないからハンマーでしばき倒す…なんて場面に遭遇したことがありました。

まあだいたいなんとかはなってたんですが、そこに安心と品質を確保する一つの方法になればと思い、プレス台導入を決意しました。

完成した折には、改めてこちらで報告させていただきます。それらをハイエースにパズルのように積み込んで現場に行く日を想像して、子供のように無駄にワクワクしております。

ディーゼル、ガソリン、ハイブリッド 選ぶなら? 山口 県 船舶修理 工務監督

こんにちは、代表の大西です。

ヨーロッパでのガソリン車排ガス規制により、乗用車もディーゼルが主力エンジンに移り変わってきているのは皆様ご承知おきの通りです。その中で、どれを選べばよいか、悩んでいる人も多くいます。今日はそんなエンジンの選び方について、少し話していこうと思います。

大前提として、少し技術的な話をします。車の走行性能というのは、決してエンジンだけでは語ることはできません。エンジンとそれに必ず付随するのが、トランスミッションと呼ばれる変速機です。この二つの組み合わせによって、速いだとか遅いだとか、力があるとか、いろんな要素が決まります。燃費の良さも、これらと相関関係にあるので、ガソリンエンジンが速いとか、一概には言えないことが前提なのです。

では、本題に入ります。

私は、一般的に乗用車をえらぶならば、ガソリン車一択だと思っています。安い、静か、耐久性がある、メンテナンスは基本的にオイル交換のみ。おまけに近年のガソリンエンジンは、高効率で多段のトランスミッション採用により燃費も良いときた。こうなっては、ディーゼルのメリットはまるでありません。ディーゼルの方が燃費が良いというのは完全にディーラーの売り文句で、乗り方次第で正直トントンです。

であれば、わざわざ初期コストが高いディーゼルを選ば理由はない訳です。1年によく走っても1万キロ未満であるひとは、コスト面からみても、ガソリン車が良いのは一目瞭然です。

ここまでガソリンを褒め称えておいて、我が社のハイエースはディーゼルです。おいおい…と思った方、ちゃんと理由があります。

ガソリンと軽油は約15円/Lの差があり、我が社のように年間に4万キロほど走るような人の場合、コスト面ではものの2〜3年でガソリン車のそれと好転します。おまけに、空荷のときも、500kgの荷物を積載しても、走行性能はほぼ変わりません。トランスミッションの恩恵が多いのは事実ですが、やはりディーゼルの低回転におけるトルク特性は、ガソリン車では実現できない要素なのです。

このように使い方によって選ぶ必要があり、単にディーラーでお勧めされるがままにメリットを鵜呑みにするのではなく、やはり車を商売道具にしている人の意見を聞くのがまず間違いないと思っています。

我が社は車選びは事業ではありませんが、技術的な見解は、素人以上玄人未満な視点でアドバイスさせたいただきますw

そして近年話題のハイブリッド…
んー…
まあなんともって感じですね。アシストハイブリッドであれば乗り物としての意義は一理あるとは思いますし、技術的には大変に素晴らしい乗り物だと思いますが、我々のような一般庶民が長く乗り続ける車としては、依然として疑問を持っています。

もはや、車は長く乗り続けるものではなく、頻繁に買い換えることが常識になったのか。残クレなどの金融商品が流行してしまっているのは、実はハイブリッド車を売り続けたいからなのか…真実はわかりません。でもまあ中古のプ⚪︎ウスがありえないくらい中古車市場に溢れかえっている現状を見ると、なにか理由があるのかもしれませんね。

弊社はハイエースを10年使う計画で導入しており、道具箱なども、200系ハイエースのスーパーロングに合わせてチョイスしております。したがって、新型ハイエースが登場して、200系が販売されなくなったら、とても困ります。笑

ディーゼルのリセールが良い…
そんなのは、そもそも我が社の使い方的に期待していないのは明らかです…笑

VPNサーバー導入、工務管理事業へ向けて 山口県 船舶修理 工務 監督

こんにちは、代表の大西です。

珍しく自社アピールをさせていただきますが、このたびBCPの一環として、VPNサー
バーを設置いたしました。

これにより、自社の宝ともいえる膨大な工事記録を安全に保管でき、また常時バック
アップしていますので、データの紛失や破損リスクも低減されます。と、いうのは表
向きの話で、そもそもは、出張先にSSDを持ち歩きたくなかった、というのが事の発
端です。空港でのフライト待ちの時にPC作業をすることも多いのですが、SSDたった
一つをUSB接続するひと手間が無くなるだけで、こんなにも快適になるものかと、
ミーハーのごとく感激してしまいました。お客様から大切なデータをお預かりするこ
ともありますので、これからはより安心して保管することができます。

実は弊社がこのハード面、ソフト面両方に注力するのかと言いますと、これから注力
していく「船舶工務管理」という事業に関連しています。

この事業の概要について公開させていただくのは10月30日に福岡で開催されます、船
舶管理者の皆様向けに開催されるセミナーになります。船舶の保守整備をとりまく
ヤード(ドック)不足、整備従事人員不足の問題は、経済産業省はもとより、国土交通
省においても懸念されている昨今、国土交通省は「舶用機関整備士制度」というもの
を取り入れ、まずは国交省内での人員削減に乗り出しました。これは、船舶検査官の
人材不足とスキル不足を補うため、検査官に変わり、この舶用機関整備士に船の検査
の一部についての品質保証を委ねるというものです。いうなれば、自動車工場におい
ては、指定工場であれば「車検」にかかわるすべての手順が、検査官の立会無しに完
了できるというこの制度と同じです。「認定工場」とは異なります。

人口減少に歯止めがかからない日本国内において、行政内ではいろいろと工夫を凝ら
しているようですが、第一線を担う「現場」では、誰かにゆだねる、、、なんてこと
は出来ません。そんな中、弊社は施工に際し、全員をプロで固める必要はない、とい
う理論の元、全くの多職種の方に応援として従事していただくような、即席チームを
構成することは多々あります。ちなみに私は、現場に一人で出向くことも多いのです
が、現場に行けば、決して一人で仕事をしているわけではありません。核となる作業
は、全体の仕事の約半分で、残り半分は、作業服と安全靴さえ着用していれば、意外
にも誰でもできる作業はたくさんありますので、乗組員の方に協力いただいて、結果
として低コストで工事を遂行することもしばしば。

船舶工務管理の事業は、船に重大なトラブルを起こさせないための整備プランニング
を立てることに始まり、実際の現場で限られた人数でも確実に目的を達成できるその
人選手法まで、幅広く対応し、そういった裏方で船の安全航行を支える事業と言って
も過言ではありません。

代表挨拶にも記載させていただいておりますが、船舶の修理や整備の需要は、整備士
というサービス供給量をはるかに超越した状態にあり、さらにこれから人口減少のあ
おりを受け、整備士人口が減少してしまっては、私たちの子供たちの時代にはより大
変な事態が起こるのではと憂いています。私はこの事業を通して新しい船舶の保全の
在り方を、現役中に成し遂げたい、そんな思いが日々募っております。

一方で、船の自動化に対する研究開発はどんどん進んでいます。大手メーカーや大手
造船所がタッグを組み、それはアイサイトさながらの安全航行に向けた取り組みや実
験は、世界はもとより日本国内でも多数の成功例が報告されています。しかしなが
ら、船は車ほど耐用年数も長くなく、その故障確率は、絶対数こそ多くはないもの
の、比率としては自動車の比じゃないほど高いのが現状です。修理や整備の自動化に
は限界があることは明らかであり、仮に現代の職人が整備士の仕事を自動化できたと
して、その基盤となる技術はどう次世代に継承していくのでしょうか。言ってしまえ
ば、技術が継承されることはなく、どんどん機械頼りになる一方です。

これは有名な話ですが、現代技術を持ってしても、月に行くことは容易ではない。当
時の技術が継承されていないため、だれもアポロ11号を再建する発案ができなのだと
か。

※実は月に行っていないのでは?という見解はここでは無しでw

船の現場にかかわる仕事は決して楽なものではありませんが、この仕事の魅力、それ
はやはり社会において重要な仕事であるという誇りを、国をあげて広めていきたい。
そんな夢物語を実現しようとする人間が、一人ぐらいいたっていいでしょう。

ドローンって結局免許がいるの?いらないの? 山口県 船舶修理 整備  ドローン

こんにちは、代表の大西です。

弊社も事業の一つとして一応入っている、ドローンについて今日は少しお話していこ
うかと思います。

近年はドローン事故による被害が多数発生していることから、国は様々な法改正へと
踏み出したことで、ドローンを規制する法律もかなりややこしくなってきました。

約2年前から国家資格が施行され、あたかも「資格」がなければドローンを飛行させ
られない、と誤解を生んだような気がしますが、これも国の戦略ですかね?

私はJUIDAの民間資格を所持していますが、この資格はいまや骨董品と化してしまい
ました。しかしながら、メリットはございます。それは、今このブログをかけている
ことですかね。

さて本題に入ります。実はドローンを飛行させるには国家資格は必要ではなく、下記
が必要となります。

言葉が難しくなるので、車の場合に書き換えて、わかりやすくしてみます。

1. ナンバーブレート取得
2. 機体を操縦するための通信IDの登録
3. 操縦者の登録
4. 飛行計画と、飛行実績の作成と補完(報告義務なし)

実は、この4つをクリアすれば、ほとんどのOKなんです。

しかしながら、このたった4つ、特に?から?までの手続きが、本当に煩雑です。そ
して、これらの申請の中に、様々な用語が飛び交っています。

「目視外飛行」

「夜間飛行」

「物件投下」

「人や家屋から30m以内の飛行」

「危険物輸送」

「イベント上空」

「住宅密集地」

「立ち入り禁止措置」

「飛行禁止エリア」

「友人地帯」

「無人地帯」

「リモートID」

「機体認証」

「飛行経験」

「保険加入」

「賠償責任可否」

「国交省」

「東京航空局」

「大阪航空局」

「公海上」

「飛行直下の監視」

などなど。

一見、文字通りな意味に思えますが、それらが現実に何を意味するのか、ということ
がなかなか難しく、適当にドローンの飛行許可を取ろうと思っても、実は許可が出づ
らいという現実はあります。そこで、民間資格でも持っていれば、まずこの言葉の意
味は理解できますし、それを実技や座学で実践しますので、こういうパターンだとこ
の飛行形態なのか、、、ということを体感できるわけです。

では、民間資格も取得せず、とりあえずドローン飛ばしたいなーって人が、これら申
請を行ったらどうなるか。

結論、まず申請の最後までたどり着けないと思います。途中でもう、なんやかんやの
いろんな文言が出てきて、かなり意味不明なことになると想定しています。

これら申請を通すための行政書士さんなんかもいらっしゃるみたいですが、正直、申
請者はリクスが大きすぎて、やるべきではないと、本当に思います。

これらを総称すると、民間資格はいわゆる仮免許状態でありますが、一定の知識を
持っている操縦者、という認識になります。

で、国家資格をとるとどうなるか。車で例えると下記のとおり。

二等国家資格→普通免許

一等国家資格→大型二種免許、大型特殊、けん引、すべての最高峰免許

こんなイメージです。

詳細は省きますが、車でも、免許を持っていれば、自由に運転できますよね。

しかしながら免許の種類によって、いろんな条件がついています。国家資格を持って
いれば、一等や二等それぞれの条件下で、特に許可をとらなくても自由にやっていい
よ、という感じです。

ようやく国家資格のメリットが出てきた感じです。

こんな感じで、実はドローン飛行には特に資格などは必要ないのですが、やはり必要
になる知識は年々増えていっています。

弊社にご相談いただけますと、もちろんドローン申請のアドバイスは可能ですが、あ
まりにも無知な状態で飛行させることは本当に避けたほうがよいと思います。

上空150mから突然ドローンが人の上に落下したら、それがたとえ500g程度のドローン
だとしても、、、

想像するとヤバいです。

ラジコン感覚の操縦で、見えない景色を見ることができるというのがドローンのメ
リットですが、有事の際にはその全責任が操縦者にかかってくる、ということを念押
しして、本日の独り言でした。

ウィスキーの飲み方って本当に十人十色 山口県 船舶 整備 工具レンタ ル

こにちは、代表の大西です。

私、晩酌はしないのですが、出張に出ると夜は限られたデスクワークしかできないた
め、比較的アルコールを片手に持っている確率が多いです。最近では、ホテルが比較
的、氷ロックアイスを提供しているところが多いので助かります。

さて、私がいったいなにを好んで飲むのか。誰も興味はないと思いますが、一応。笑

私が大変お世話になっているのは、ジャックダニエルです。どこでも気軽に手に入
る、定番のバーボンウィスキーですね。

値段も、スーパーのラインナップの中では安くはないですが、まあ酒豪ではないの
で、特に気になるレベルではないかと。

さて、本題のウィスキー飲み方でが、私は「オンザロック」一択です。それも、注い
でからの飲み頃までは約3分と、根拠のないこだわりがあります。

ジャックダニエルはグレーンとモルトのブレンドで、やはりこの飲みやすさ、まろや
かさ、甘さについては、スーパーで売られているものとしては言うまでもなくトップ
に君臨すると思っています。ちなみにですが、グレーンとモルトのブレンドは、日本
ではあの有名な「響」がそれにあたります。

それらから考えるに、日本人はこのブレンドが最も口に合うのでは?と思っていま
す。

もちろん、ひとそれぞれの好みは尊重すべきですけどもね。

私は食事が寿司だろうがステーキだろうが、ウィスキーを合わせます。

で、なぜ私がオンザロックにこだわるのか。

それはやはり、アルコール度数が高いうちに飲むほうが、雑味が少ないという点で
す。

※あくまでも私の個人的見解ですよwww

理屈はわかりませんが、私の味覚ですと、アルコールが水に溶けると「苦味」が出る
んです。ウィスキーは断じて「香りと甘さ」を追求したいので、私は微塵の苦味も発
生させたくないのです。時々お店で飲むときにロックを注文して、「サービスで多め
に入れときました!」なんでこともありますが、こんなときはもうテキーラショット
ばりのスピードで飲み干します。それは、時間が経って氷があまりに溶けすぎると雑
味が増えるからです。

こういう店に行くと、高確率で酩酊していますwww

ウィスキーは、量を求めて飲むものではなく、その味を楽しみたいときに飲むものと
いう位置づけです。

酔いたいときはビールをガンガン飲めば十分です。

こんな記事を書いている間も、PC横にはジャックのオンザロックがございます。

1行書くたびに、数ミリリットルを口のなかで転がしながら書いております。

さて、貴重な私の晩酌ですが、いつもPC前での仕事のお供にウィスキー。世の中には
こんな人間もいるのだと、ご承知おきくだされば幸甚です。

少し酔ったために草多めの文章、ご容赦くださいませw

戦争に対する現代社会の向き合い方について考える 山口県 船舶 修 理 ドローン事業

こんにちは、代表の大西です。

靖国神社の閣僚参拝問題。靖国神社は戦争指導者を「神」として祀っている特殊な神
社ということで、世界各国から閣僚の参拝について「戦争美化」という観点から非難
を浴びていることはご承知の通りですね。

戦争は起こしてはならない、と誰もが学校教育で学んだと思いますが、そもそも「な
ぜ」戦争をしなければならなかったのか、そこに着目して今日は少しお話をし、本当
に繰り返すことがないのかについて考察してみようと思います。

歴史上すべての戦争に着目すると膨大な文章になってしまいますので、今日は、日本
本土に被害がおよび、1945年に終戦した太平洋戦争に着目していきます。

そもそも太平洋戦争は、一言で言えば「資源」を確保するために起こった戦争と言い
切って差し支えはないと私は考えています。

時は1900年前半、明治時代の中期から後期。当時から日本の埋蔵されているエネル
ギー資源は石炭くらいしかありませんので、現代と同じく石油などの資源は輸入に
頼っていました。また、生糸などをアメリカへ輸出する産業なんかは、日本経済にお
いて大きなウェイトを占めていたと言われています。これは、現代でも輸出大国であ
る日本の経済状況がとても似ていますね。そうして日本も明治維新を経て、着々と近
代化が進んでいったわけです。

世界的にも貿易が盛んになった時に、大事件が発生します。1924年に発生した「世界
大恐慌」であり、これはアメリカの経済破綻が原因と言われています。時代背景とし
て、1914年に勃発した第一次世界大戦において、アメリカはその舞台となったヨー
ロッパへ軍需物資や農産物を数多く輸出し、大変に富を得ていたと言われています。
終戦後は、ヨーロッパ諸国を支援するため資金援助(融資)も行い、この時に、アメリ
カが事実上のトップになったと言われています。そしてその有り余る資金を事業に投
資し、様々な家電製品などをどんどん生産していきました。アメリカ内部はもう大変
な好景気であり、「作れば売れる」といういわゆるバブル状態にあり、このとき「投
資ブーム」が起きました。

投資すれば必ず儲かる、こんな国になっていたわけですが、今ほど投資に対して情報
もない時代、その株に対する配当の実態は世界中から投資により流れ込むお金の余剰
分が回ってきていただけで、生産会社の利益が配当されるという常識を逸脱した状態
にあったのです。そして、生産に対する需要と供給のバランスがこのころから崩れ始
めます。生産したものは国民におおむね行きわたってしまい、もはや需要がなくなっ
たにも関わらず、投資ブームに乗って資金を得た企業はどんどん生産を続ける。こん
な不安定な状況で、株価と経営状態がいつまでも良い状況が続くはずはないと一部の
投資家がアメリカ企業の株を売り始めたところで株価の上昇がストップ。この事実が
さらなる投資家への不安をあおることとなり、一挙に株を売却する。もちろん、利益
など出ていないので、遅れて売却した人は、とんでもなく安値で売ることになったと
思います。

こうしてアメリカ経済は破綻、さらにはアメリカからの資金援助を受けられなくなっ
た諸外国も相次いで破綻していき、これが世界中に影響して「世界大恐慌」が始まっ
ていき、世界的な貿易にも大きな影響を及ぼしたことは言うまでもありません。

さて、このアメリカ経済の破綻については日本ももれなく大打撃を受けてしまいま
す。そこで日本は、いわゆる「自給自足国家」となることを決意するわけです。しか
しながら日本はエネルギーを自給することができません。そのためには、エネルギー
を自給できる「土地」を入手しなければならないと考えたわけですね。そうして日本
はその後、資源が潤沢にあると言われていた東南アジア諸国の占有や、満州国の建国
を、(誤解を恐れずに言うと)武力も行使しながら進めていったという歴史的背景が
あります。

しかし当時は、特に東南アジア諸国は第一次世界大戦により有力国の植民地状態にあ
り、これに日本が侵攻していったことから、太平洋戦争に後につながっていくわけで
す。

時を同じくしてこの時、世界中で同じようなことが起こっており、これらを総称した
ものが、第二次世界大戦と呼ばれていることは、皆さんご存じの通りです。

太平洋戦争の詳しい内容についてはここでは割愛しますが、この経緯を見て、結果と
して「敗戦国」となった日本についてどう思われますか?

武力は確かに望ましくないと思いますが、ただの国どうしの喧嘩ではなく、必死に国
を守るために必然的に起こったものという解釈も、決して間違っているとは言い切れ
ません。

私の大好きな政治家、石原慎太郎さんの「国を守る」という意思に共感できる人は多
いのではないでしょうか。

さて、今日は主に世界恐慌をメインの題材として挙げましたが、これには実は理由が
あります。決して戦争について書きたかったわけではありません。

「アメリカ」「投資ブーム」「戦争」

なんか、この3つのキーワード、世界恐慌から100年の時を経て、繰り返していません
か?

おまけに現代の軍事事情は、当時よりもはるかに強靭になっていませんか?

これが、私の思い過しであってくれと、願うばかりです。

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